Family家族
蜜柑色の夏休み
長男が初めてひとりでおじいちゃんち。小1の背中を見送りながら、蜜柑色の夏。
text by 原 奈都良

世間はお盆に差し掛かっている。みなさん、お変わりないだろうか。
昨日から台風のニュースが日本列島を席巻している。どうやらしばらく落ち着かない空模様が続きそうだ。
さて、今日から長男がひとりで、おじいちゃん・おばあちゃんの家へ泊まりに行った。
鞄の中には宿題と、着替え。それだけ。
小さな背中が玄関を出ていく姿を見ながら、なんともいえない気持ちになった。逞しくなったな、とも思うし、まだ小1やぞ、とも思う。ふたつの感情が、夕暮れ時の入道雲みたいにもくもくと湧き上がってきた。
そのとき頭をよぎったのが、福山雅治さんの「蜜柑色の夏休み」だった。
あの歌に流れる、どこかノスタルジックで、少し切なくて、でもあたたかい空気感。親になって聴くと、刺さり方が変わるものだ。
健康でいてくれれば、それでいい。すくすく育ってくれれば、それでいい。
親としてできることを、ひとつひとつ。
ほなまた。
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